COMMONWEALTH OF CASSIOPEIA

食べる、縄文。

縄文から続く雑穀

カシオペア連邦は、ヒエ、アワ、イナキビ、アマランサス、タカキビ、エゴマなどの多種類の雑穀が栽培されている事が特徴の地域である。地域内にある縄文時代の遺跡からは、ヒエ、アワ、キビが多量に発見されており、約4800年前にはヒエを食用穀物としていた可能性が高いことが明らかになっている。狩猟・採集を生活基盤とする縄文時代においても、雑穀は食糧として重宝されていた事がうかがえる。軽米町の遺跡発掘調査では、東北地方で初めて平安時代の畑跡が発見され、その土の中から雑穀の種子が発見されている。以後、この地域では寒冷で水稲栽培に適さなかったことから、昭和30年代まで確実に収穫をあげられる雑穀の自給的畑作農業が中心となっていた。寒冷なこの地域に暮らしていた先人たちが生き抜く為に知恵を絞り、雑穀に光を見出したのである。科学的にも非常に栄養価が高いことが証明されている雑穀。4800年前から人類に引き継がれている「食べる縄文」があなたに生きる知恵とパワーを与えてくれるかもしれない。