COMMONWEALTH OF CASSIOPEIA

温かくて素朴なソウルフード かっけ

カシオペア連邦のソウルフード かっけ

カシオペア連邦は夏に吹き降ろす「やませ」の冷害により、昔は米がとれず悩まされていました。そのためそば・小麦・雑穀の栽培が盛んに行われてきました。「かっけ」はそば粉をこねて薄くのばし、三角形に切ったものです。それを豆腐や大根と一緒に茹でて、にんにく味噌をつけて食べます。名前の由来はこの地方の方言「かぁ、けぇ(さあ、食べてください)」からであるとか、そば打ちの際にでるかけらのことだとか、様々な言い伝えがあります。歴史は長く、この地方がまだ南部藩と呼ばれていた時代から伝承され、今でも家庭の食卓に並ぶ料理です。寒さの厳しいこの地域に暮らす人々のずっとそばにある温かな食文化の代表です。